ローカルベンチャーは地方を変えるのか〜可能性にかける自治体とその実践者たち〜

地方の課題解決や資源を活用したビジネス、「ローカルベンチャー」が注目を集めています。その設立の背景やビジネスモデルは多種多様で、起業はもちろんのこと自治体がパックアップする事例も増えてきています。本会では、実際にローカルベンチャーを立ち上げた方と、ローカルベンチャーの可能性に”投資”する自治体の担当者をお招きして、ローカルベンチャーの可能性と地方の今後についてお話します。

ファシリテーター:にいがたイナカレッジ 日野正基

登壇者

北海道厚真町/エーゼロ株式会社 但馬武氏
大手通信会社勤務を経て、外資系アパレル企業であるパタゴニアにてダイレクトセールス部門の責任者としてかかわり、2017年1月にエーゼロに入社。「ビジネスを通じて社会を変える」ことを理念に、企業変革やマーケティングプログラム立案をサポートする伴走者としての活動や、欲しい未来を創りたいNPOやソーシャルビジネスを展開する人々が集うコミュニティー「home」を運営しています!
蔵庭(カフェ) 戸田耕一郎氏
1975年東京生まれ。ノンフィクションの映像制作、ウェブサイト制作を中心としたフリーのコンテンツディレクター。川崎市で開催しているオーガニックなフードフェス『Vege&Fork Market』の主催は今年で7年目。都市部でない場所に新たな暮らしと活動拠点を求めるべく、島根県江津市に2014年夏、家族で移住。玄米菜食のランチをメインに、妻がシェフをつとめるカフェ『蔵庭』を2015年7月にオープン。石見地方のシティプロモーションや地域ブランディングの企画・制作にも関わっています!
錦江町まち・ひと・『MIRAI』創生協議会 兼森一将氏
広島県呉市出身。大学卒業後は九州地場大手の旅行会社に勤務ののち36歳で出身地・広島のローカルタレントに転身。レギュラー出演の情報番組において県内各地の地域現場取材を重ねるうちに、地域づくりの面白さに目覚め、島根県松江市の観光協会にて観光振興を通じた地域振興事業に携わる。任期終了後、2017年4月、錦江町まち・ひと・「MIRAI」創生協議会メンバー全国公募に応じ採用。自ら移住後、移住定住プロデューサーに就任。4月より本格的移住者誘致事業をスタート。行政と協議会が用意した支援策や戦略をもとにやみくもな移住者獲得に向かうのではなく町の「想い」や「実践活動」に共感し、町民と共に町の課題を町の「チカラ」に変えていける移住者を仲間として受け入れるコンセプトで活動中です。
(株)ESCCA ・NextCommonsLab南三陸 山内亮太氏
1999年ソニー株式会社入社、以降、テレビの商品企画とマーケティングに10年間従事。2009年11月よりNPO法人ETICに参画。社会起業家の潜在層の発掘、教育に関わる事業の立ち上げを行い、震災後の2011年6月より右腕派遣プログラムのコーディネーター(南三陸担当)として数多くの右腕人材を地域にコーディネート。4年間継続して関わってきました。2015年7月より南三陸に移住し、まちづくりに従事。現在は南三陸町の地域おこし協力隊のコーディネート業務を担いつつ、地域でのチャレンジャーを増やし育てる仕組みつくりの構築に取り組んでいます!