生き方としてのコミュニティの選び方
仕事内容というより、人と人のつながりを求めて、移住先・就職先を探しているところがないでしょうか?
労働条件や生活環境で選ぶ時代は終わり、居心地や関係性で選ぶような次の時代が見えてきている気がします。
自分に合うつながりとは?コミュニティとは?そして、自分に合う生き方・暮らし方を探る次世代を生きる人向けのセッションです。
【セッション内容】
セッションでは、人のつながりを大切にした暮らしを、東京渋谷を拠点に実践しているゲストと、青森大間を拠点に実践しているゲストをお招きし、「とかい」と「いなか」の両方の視点に立ちながら、これからの時代の「人のつながり」「コミュニティ」についてのディスカッションをしたいと思っています。
ゲストの1人、藤代さんは、「拡張家族」という考え方を打ち出し、他人も家族のようになれば、世界は一つになっていく。そして世界平和につながると、新たな共同コミュニティ『Cift』http://cift.co/ を創設しました。拠点としては、2017年4月に誕生した複合施設「渋谷キャスト」の13階フロアにある19部屋の住居スペースを使って、約40名の多拠点で活躍する様々な職業の人々と共同生活を行っています。
一見、シェアハウス・ゲストハウスなどのような取り組みに見えたり、怪しい新興宗教のようにも見えますが、それとは全く異なる「思想」の上に成り立っている、新しいコミュニティや人と人とのつながりのあり方を渋谷という都会の真ん中で実践・実験している方です。
ゲストのもう一方、島さんは、東京・渋谷とは真逆の地方、青森・大間に暮らしています。青森で生まれ、東京で働いた後、青森にUターンし、最初に始めたことは、函館とを結ぶ連絡船の乗客に向けて「よぐきたの~(よくきたね)」と大漁旗を振って、来る人々を歓迎するということ。まちおこしゲリラ集団「あおぞら組」を結成し活動を展開し、現在はまちおこしゲリラビジネス株式会社 http://yproject.co.jp/ を立ち上げさらなる事業展開をしています。マグロの一本釣りで有名な漁師町というコミュニティに暮らしながら、故郷への愛が原動力となって、地域のしがらみも乗り越えてビジネス展開している方です。
こんなお二方と、実行委員であるフィッシャーマンジャパン・長谷川といなかパイプ・佐々倉が混ざって4人で、これからの「コミュニティ」「人とのつながり」について語り合うセッションになります。
都会の居心地のよさ・悪さ、地方の居心地のよさ・悪さ、人間のつながりのいいところ・面倒くさいところ、いろいろある中で、どういう暮らしを選んで行くのか。
都会では、「拡張家族」のような新しい考え方が生まれている一方で、地方では昔ながらの考え方が今もあり続ける。
そんな現実社会の中で、どこで、どんな暮らしを選んで、どう生きていくのか。そして、自分の未来や家族、地域の未来をどうつくっていくのか。そこに、自分はどう関わっていくのか。
4人のディスカッションを聞きながら、ご来場のみなさん自身が自問自答したり、将来を模索したりしながら、自らの生き方・暮らし方を選ぶヒントを得て頂けたらと思っています。