【宮崎県】サバイブ椎葉

ぼくらは、この村で生きていく。秘境ではじめる、時代を生き抜くサバイバル。
仕掛け人からのメッセージ
日本三大秘境の村、椎葉村。九州山地のど真ん中、陸の孤島のような環境で、昔ながらの古き良き暮らしを営み、「日本のブータン」とも呼ばれる村です。しかし、高齢化と若者の流出という地域課題はこの秘境の村でも例外ではなく、これからの人口減少社会を生き抜く方法を発明する必要があります。この村で育まれてきた幸せの形、そんなかけがえのないものを継承しながらも、ワクワクするような生きる歓びを生み出すためにどんな変化を加えていくのか。地元の実践者と共に考え、楽しみながら挑戦する仲間を探しています。
仕掛け人の村上 健太です!
愛媛県出身。転勤族の幼少期を経て、広い世界に憧れ大学進学を機に上京。10年以上の都会暮らしののち、ワーキングホリデーでアイルランドとイギリスへ。自転車一周旅やWWOOFなど、現地での田舎暮らしにどっぷりハマったところで帰国。一旦は東京に戻るも、田舎の人が備える「たくましさ」を求めて地方移住を決意。2017年4月より椎葉村移住コーディネーターに着任。地域おこし協力隊制度を利用しての移住紹介の実績を重ねながら、大学のフィールド・スタディや関係人口創出などの地域プログラムもコーディネート。移住者の数よりも質にこだわり、三方良しのマッチングを追求する傍ら、閉鎖寸前のキャンプ場のリノベーションや古民家のシェアハウス化など地域資源の再活用にも挑戦中。
私たちが、紹介できるフィールド!

「この村の人たちは、どうやって生活してるんですか?」
…と、移住相談や街から来た人によく聞かれます。見渡す限り山と森しか見えないこの環境、無理はないですよね。と同時に、街と村との感覚の違いを実感する瞬間でもあります。お店やオフィスがなければ働く場所もないしお金を稼げない、だから生活できないのでは?という疑問が湧くのだと思います。
椎葉村に住む人の多くは、複数の仕事で生計を立てています。いわゆる複業という働き方とも言えます。ただ、それが可能なのは土地や家業など村での基盤があってこその話。よそから来た人がいきなり同じように働くのは簡単なことではありません。
また、都市部からの移住者であればあるほど、椎葉村での暮らしのイメージが湧きにくいかと思います。なにせ最寄りのコンビニまで車で1時間という世界。買い物ひとつとっても買いだめが必要だったり、都会とはスタイルが少しずつ異なります。日常生活のイメージが湧かなければ、いきなり地域に飛び込んで移住する、というのはハードルが高く感じるられるでしょう。

そんなわけで、今回は求人情報に加えて、村内に滞在しながら様々な経験ができる地域プログラムもご用意しました。人口減少社会を生き抜くための方法を発明する、という大きな目標があっても、それが実際の暮らしに紐付いたものでなければ絵に描いた餅です。まずは椎葉村に滞在することで感触を掴み、手応えがあれば実際に求人に応募して、その仕事を通じてこの村の未来をデザインしていく。そんな地道なステップを刻んでいくことが、お互いにとって大切なことだと思っています。

◆求人案件(予定)
※諸事情により、仕掛け人市当日までに変更の可能性もあります

【一般求人】
R-1. <鈴木組/森のめぐみ>
話題の「ティール組織」を先取りしてる?と評判の鈴木組。当日の朝になるまで誰が出勤するかも仕事内容も分からないというフリースタイルな働き方は、毎日同じことの繰り返しが苦手な人にぴったり。生コン打ちといった土方仕事だけでなく、椎茸のコマ打ちなどの季節労働や養殖魚の世話、キャビアを始めとした食品製造など多岐に渡る業務は、生きていくために一人何役でもするのが当たり前の椎葉の暮らしを体現しています。

R-2. <クロネコヤマトのドライバー>
すっかりおなじみの運送屋さんの仕事も、都会と田舎では別物になります。田舎では、とにかくコミュニケーションが大事。事業所から配達先までの距離もあるので、再配達を避けるためにさまざまな工夫が凝らされています。配達件数による歩合給、なんてことがない代わりに、毎日何かが起きる刺激的なドライバー業、と言えるかもしれません。

R-3. <設計事務所の見習い(経験不問)>
周囲の心配をよそに、人口3,000人足らずの村での設計事務所を成立させた、一級建築士にして腕利きの大工の親方の元でみっちり修行ができます。やる気があれば学歴・経験は問わないという厚待遇。住宅から公共施設、果てはツリーハウスまで、山暮らしに根付いた建築の仕事を一から学ぶことができます。

【地域おこし協力隊の求人】
C-1. <ムラのセールスマン>
営業活動まで手が回らない事業者さんに代わって、即売会などの出張販売を代行したり、販路開拓やECサイトをプロデュースしたり。特定の会社に雇われるのではなく、地域の各事業者から仕事を請け負う営業のプロフェッショナル。商品と一緒に村の魅力も売り込みます。

C-2. <シゴトのマッチメイカー>
雇用はなくてもシゴトはある、というのが椎葉に限らず中山間地域の特徴。農林業の季節労働だったり、団体予約が入ったお店の手伝いだったり、シゴトの期間や内容は様々。そんな細やかな仕事のニーズをマッチングさせる、村ならではの人材派遣業「しごとバンク(仮称)」を立ち上げます。仕組みが似ている被災地のボランティアセンターの運営経験者なら適任です。

C-3. <ローカルエディター>
四季折々の変化はもちろん、見る人の視点によって様々な表情を見せてくれる椎葉村の風景。そこに暮らす人も含め、カメラを構えずには居られないと言わしめるほど、この村には情報化されていない宝の山が眠っています。そこによそ者の視点で光を当て、切り取り、編集し、発信する。見える化して客観視することで村の人も魅力を再発見できる、そんな好循環を生み出していくのがローカルエディターの仕事です。椎葉村の地域ブランディングを担うアートディレクターと共に、メディア作りにも取り組みます。

◆プログラム案件(予定)

P-1. <オトナの山村留学>
外から見るだけではわからない山村での暮らし。農作業などを手伝う代わりに、食事と寝床を提供してもらうというお金のやり取りが発生しないスタイルで椎葉村に滞在しながら、その暮らしぶりを体験します。全戸光ファイバー完備でネット環境は整備されている村なので、空き時間に自分の仕事を進めることもできます。
期間は最短1週間から。転職の狭間に見識を広げたい人、フリーランスで自由に動ける人、人生の夏休み中の人などにおすすめです。ホストファミリーと一緒に寝起きすることになるので、他人の生活を尊重しつつストレスを溜めずにいられる人が向いています。

P-2. <ジビエゲストハウスへの道>
村の中心部に、旅人が気軽に泊まれるゲストハウスが欲しい。そこで、椎葉村の伝統文化でもある狩猟で捕れたイノシシやシカのジビエ肉が食べられたらもっといい。そんな想いを実現するべく、走り始めた一人の若者がいます。ゼロから始めるゲストハウス作りに挑む彼をサポートしながら椎葉の暮らしを体験するプログラムです。泊まる場所はあるので、滞在中の小遣い稼ぎには日雇い仕事を紹介することも可能です。
期間は応相談。時間を自由に使える人、長期休暇や休学中の学生、何かを成し遂げる達成感を求めている人、ゲストハウスというビジネスの立ち上げを身体で体感したい人におすすめです。宿泊場所はホテルのように整っているわけではなく、初対面の人とのシェアハウスのような生活環境になるため、細かいことは気にしない人、バックパッカー経験者などが向いています。

P-3. <Local Lab Shiiba(ローカルラボ椎葉)>
やりたいことはあるけど時間もお金も人手もない…という村内のアイディアマンを後押しし、都会と田舎の関わり合いの場を作り出すことで関係人口を創出するプロジェクト。メンバーとして参加することで、旅費の補助が受けられます。
期間は1泊〜、報告会も含め複数回の来村が必要です。今回は神楽がテーマのため、伝統芸能やコミュニティとしてのお祭り、ハレとケなどの日本文化に興味がある人におすすめです。長期の休みは取れないけど、短い滞在を何度か重ねることで椎葉村のことを知りたいという人に向いています。

イチオシ案件!

開拓者インターン

対象となる方

・野外活動(アウトドア)が好きな人 ・プログラム企画や運営の経験がある人 ・机に向かうより身体を動かしたい人 ・大工仕事の心得がある人 ・小屋作りに興味がある人 ・サバイバルスキル(ナイフ、ロープ、火起こし、シェルターなど)がある人、  またはその習得に興味がある人 ・自然を愛し、その保護保全に関心のある人 ・1を100にするよりも、0を1にする方が好きな人 ・野性と知性の両方を磨きたい人 ・森のようちえんなど、野外×教育のコラボレーションに関心がある人 ・実現したい未来を持っている人 ・共感できなくても理解はできるように務められる人 ・たくましくなりたい人 ・達成感が欲しい人 ・生きている手応えが欲しい人 ・人の役に立ちたい人、人の喜ぶ姿が見たい人 ・料理が得意な人、炊き出しやケータリングの経験がある人 ・DIYじゃ物足りない人

詳細内容

仕掛け人の村上と一緒に、ダム湖を望む集落の片隅に位置する閉鎖寸前のキャンプ場を舞台に、「開拓者」としてそのリノベーションに取り組みます。
具体的には、一度は整備されたものの現在では荒れ果てた森の遊歩道を蘇らせるべく、企画を立ててワークキャンプ方式で人を集めて一斉に作業したり、自分たちで階段修理などの土木作業をしたりすることを想定していますが、自由な発想も歓迎します。自然との距離が近すぎて公園が少ない椎葉村に、子どもも安心して森と親しむことのできる空間を作り上げるのが、当面のゴールです。
遊歩道の再生のほかには、使われなくなった東屋をオフグリッドのキャビン(小屋)に改装したり、ダム湖へ降りる道を作ったり、船着き場を整備してダム湖をカヤックで周遊したりすることも計画しています。
とにかく人手も道具も足りない状況で、お金にモノを言わせない方法を編み出したり工夫しながら、荒れた森に再び手を加えて開拓していくプログラムです。
報酬は、「開拓者」という経験のみ。期間は2週間〜(応相談)。最低限の食事と寝床、WiFi環境は提供します。

コーディネート団体紹介

団体名:サバイブ椎葉/椎葉村地域おこし協力隊

団体住所:宮崎県東臼杵郡椎葉村大字下福良1762-1 椎葉村役場 地域振興課

URL:https://www.facebook.com/surviveshiiba

担当者:村上 健太(むらかみ けんた)