キャリアというと都会で積んでいくものというイメージがありますが、ローカルで積むキャリアとはどういうものなのか?そもそもローカルでのキャリアはキャリアたるのか?そんな疑問へ挑戦すべく、今年度から全国5地域で始まった新プロジェクト「CAREER FOR」推進エリアのメンバーから各地の人材共創のモデル紹介とこれからの時代のキャリアの在り方とローカルの関係性をディスカッションします。 ファシリテーター:株式会社御祓川(能登の人事部)森山明能 登壇者 釜石シティプロモーション推進委員会 石井重成氏 釜石市オープンシティ推進室長/地域・人材共創機構 代表理事 1986年、愛知県西尾市生まれ。ICUを卒業後、経営コンサルティング会社を経て、東日本大震災を機に釜石へ移住。半官半民の地域コーディネーター「釜援隊」の創設、オンデマンドバス導入による地域公共交通の最適化、成長企業のUIターン採用支援など、官民パートナーシップを推進。 700名を超える市民との対話を通じて地域ビジョン「オープンシティ戦略」を立案し、高校生キャリア教育プログラム「釜石コンパス」、広域連携による移住・起業支援プラットフォーム「釜石ローカルベンチャーコミュニティ」、鉄人による観光体験プログラム「Meetup Kamaishi」といった地方創生事業のディレクションを務める。TOMODACHIイニシアチブ 東北地域メンター。 株式会社御祓川(能登の人事部)岡本竜太 1988年岐阜県高山市生まれ。横浜国立大学を卒業後、新卒で地元へUターンして、旅行ベンチャー企業へと就職。 飛騨の里山を活かしたサイクリングツアーなどに関わりました。1年の契約期間を終えたのち、他地域での仕事に関心を持ち、石川県へ移住。現在は、能登半島・七尾市のまちづくり会社「株式会社御祓川」にて移住/インターンシップ等のコーディネーターとして活動しており、地域外からの人材受入対応の実績多数。さらに近年は、地元の中小企業への採用支援、社員研修などのサポートを行う能登の人事部の事業担当者として奮闘しています! NPO法人おっちラボ 矢田明子氏 島根県出雲市出身。 2014 年島根大学医学部看護学科卒。 雲南市が主催する改題解決人材育成事業(幸雲南塾 1 期:2011 年)で地域に飛び出す医療人材によるコミュニティ作りを提案。それをもとに医療人材を含む町づくり関係者を体系的に育成するプログラムを確立し、13 年より東京大学医学部のサマープログラムに認定される。16 年からコミュニティナースプロジェクトの講師を務め、コミュニティナースプロジェクト卒業生が全国で活躍を見せている。雲南市立病院企画係保健師、NPO 法人おっちラボ代表理事、株式会社 CommunityCare 取締役、コミュニティナースカンパニー株式会社 代表取締役、島根県総合発展計画策定委員。 NPO法人G-net 田中勲氏 2012年11月にG-netに参画、2017年6月に副代表理事就任。若者向けにキャリアコーディネーターとして就活セミナーやキャリア面談を実施しつつ、地域の中小企業向けに社外人事部として採用戦略の設計や若者との接点づくり、イベントを通じた採用力アップなどに関わっています。 マッチングコーディネートを始めて5年間で50名の若者(新卒)が地域の中小企業へ就職を決めました。 その多くが都市部から地域への移住を伴う就職でした。どの若者も企業や仕事、プロジェクトの魅力に惹かれて入社を決めましたが、同時に自身のキャリアを積むための選択肢としても地域の中小企業を選びました。 そんな「ローカルキャリア」を積みたい若者の手助けの実績が今後も積めればと思います。 参加申し込みはこちら!