“関係人口”を考える
交流と定住の間の人口、「関係人口」という新しい言葉が生まれました。
生まれたばかりのこの言葉には、総務省の施策など様々な解釈がされはじめています。
交流と定住の間をつないだ、一つ一つの活動や思いの延長線から生まれたこの言葉のはずなのに 言葉は独り歩きしてしまいそうな気がしております。
人と人をつなげる、関わりを持たせるとは無限の可能性を持ちますが、一方で大きなリスクも伴います。 つまり、仕掛ける私達次第で良くも悪くもなります。
このセッションでは関係人口が生まれた背景に近い、島根県から「しまコトアカデミー」の立ち上げ・運営の裏方をやってこられた藤原啓さん、釜石市で震災後の都市部の人との関わりをコーディネートされてきた石井重成さん、鳥取市で大学生と地域の関係性を作り卒業の移住者も生まれ始めている学生人材バンクの中川玄洋さん、をお招きして関係人口と地域の未来について、現場の声を入れながら考えます。